熊本平和祈念碑慰霊祭
熊本大空襲について 古澤 千代勝 様より
第二次世界大戦中、末期には幾度となく米軍機による空襲を受けたが、その中でも1945年7月1日の深夜から翌2日未明にかけて、B29の焼夷弾攻撃と8月10日戦爆連合による昼間、焼夷弾と破裂弾攻撃をうけた。
米軍は、マリアナ基地が完成すると、日本本土はB29の爆弾行動圏内に入り、主要都市を破壊した後、米軍は6月17日から、地方都市を焼き払っていった。
7月1日は天候が良ければ、八幡を目視爆弾をする予定だったが、雲量が多かったため、急きょ夜間焼夷爆弾攻撃に変え、熊本、下関、呉、宇部が目標になった。
熊本にはB29が154機来襲し、市と周辺に高度1万フィートから1107.2トンの焼夷の雨を降らせた。
市街地の約30%を焼き払った。
サイパン基地を飛び発ったB29は、宇土半島方面から熊本市に進入、爆撃後は宮崎県から硫黄島、サイパン基地へ進路をとった。
爆撃は、7月2日午前1時30分まで、1時間40分間にわたって行われ、熊本市内は火の海となった。
被災状況 被災家屋11,900戸 死者617人 り災者数43,000人 負傷者1,317人 行方不明者13名
肥後東ライオンズクラブより6名で参加して参りました。
筆舌につくせぬ悲惨な被害を受けた被害者の霊を慰め、再び戦争を繰り返さないように祈念。
まだ世界各地では戦争、紛争、テロが無い日は、ありません。人類は、愚かな生き物なのでしょうか!?
宗教、人種、政治、経済に関係なく救えるものは、存在しないのでしょうか
知恵と欲望を持ったしまった人間の宿命かもしれません
だからこそ、人を愛することは、尊いことだと思います。
慈善、慈愛、慈しむ心と行動を実践する意義があるのです。
「We Serve!!」