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ライオンズ必携

ライオンズクラブの常設委員会の任務の概要

「会長必携」,同分冊などから適宜取捨選択したものを参考として掲載した。

◎運営委員会
(a)出席委員会
毎月の出席者数に注意を払い,出席率の向上を図る。そのため,会員が電話,訪問,書簡,会報などによって連絡を取り,誘い合わせて出席するように要請する。
出席案内状,出席賞を用意する。
出席の重要性を強調する。
ゾーン,地区および国際協会の会合または大会への出席を奨励する。
(b)会則および付則委員会
主としてクラブ理事会の諮問機関としての役割を持つ。
〇〇ライオンズクラブ会則が常に最新のものであるように注意し,改正または追加事項は速やかに会員に通達する。
会則および付則の変更を要する事態が生じた場合,それを検討し,国際会則および付則の趣旨に反しない場合は,本委員会の推薦書を添えて理事会に報告する。
計画委員会の協力を得て,年1回会則に関する例会を開く。
(c)大会委員会
地区,複合地区および国際大会への参加を奨励する。それらの大会に参加することのできる代議員の定数,大会開催地および期日,参加計画をクラブに報告する。
旅費,宿泊費,大会登録料などを含む代議員1名当たりの費用明細書を作成し,また財務委員会に協力して代議員派遣についての必要経費の予算計上に努め, または大会派遣費調達計画を立てる。
大会終了後には大会報告計画を立案し,大会の行事,選出役員,委員会および役員報告,決議事項などを報告する。
国際協会および地区,複合地区の大会委員会から大会に関する情報を集め,タイミングよくそれを流す。
(d)財務委員会
クラブ運営予算案を編成する。クラブ会則に従って会費の速やかな徴収を図り,必要な場合は徴収を手伝う。また,支払いが速やかに行われるように監督する
(国際会費,複合地区会費,地区会費およびライオン誌日本語版特別負担金はクラブ運営費に含まれる)。
事業委員会の資金獲得計画立案を援助する(事業委員会が事業を推進するためにあらかじめ適切な財源措置を講ずることは,同委員会の任務の一部である。 すべての事業の実施に当たっては,その資金は実際に手元になければならず,収入予定額であってはならない)。 事業計画を立案する際,クラブまたは会員に補償問題が起きる可能性のある事業については,適当な保険を掛けなければならない。
幹事および会計が会計監査または財務報告の準備をする場合,助言と援助を行う。また,会計が国際協会に対して年2回,幹事, 会計がクラブ理事会に対して毎月および半期ごとに財務報告および会計報告を提出するよう留意する。
さらに,国際協会と貸借関係についても密接な連絡を保つ。
(e)ライオンズ情報委員会
ライオンズクラブ国際協会に関すること,クラブ,地区,複合地区に関すること,ライオニズム全般にわたること, その他会員にあまり知られていないと思われるライオニズムの大切な側面について,常に情報を提供する。
(f)会員委員会
達成可能な会員増強目標を立案し,そのための熱意と意欲を盛り上げ,対策を練る。会員となる見込 みのある人の名簿を常に更新し, 会員獲得コンテストを行ってみるのもよい。同時に入会見込者の資格を審査し,またその入会が決まったときには,意義ある入会式を行い, スポンサー会員が少なくとも6カ月間その新会員の面倒をみることを確かめる。
(g)計画委員会
ゲスト・スピーカーや余興の選定を行い,例会の準備をする。会員がどんなものを望んでいるかを考え,早目に手配する。
例会の開会および閉会を予定どおり行わせる。
昼の例会(一例)
12:15開会,国歌斉唱と国旗敬礼,会合時間中を通じてのテール・ツイスクーによるファイン徴収,昼食,紹介,連絡および委員会報告, 講演または余興,閉会のあいさつ,閉会の歌,13:30閉会
諸計画
討論会,ハイキング,他クラブとの交歓会,婦人の夕べ,チャーター・ナイト記念会,地区ガバナー招待会,キー・メンバー会,地区大会のための会, 国際大会のための会,役員就任式,余興会,ライオンズ情報会,職種別会合
(b)インターネット委員会
クラブのインターネット開設と,双方向通信メディア(手段)であるインターネットへの理解と普及並びに,組織内の印刷や通信物の環境省力化に努める。
ホームページを作成してクラブアクティビティを広報し,地域の人々へのライオニズムの浸透を図り,積極的に地域との交流や情報の収集に努める。
インターネットを通じて,ライオンズクラブ国際協会や複合地区・準地区並びに各クラブの情報を集め,クラブに運営資料を提供する。
(i)PR委員会および会報編集者
クラブおよび国際協会の活動その他について一般社会および会員によく理解させる。
クラブの正式機関誌として定期的に会報を刊行し,クラブのアクティビティや会員の消息などを会員に知らせ,また新会員の紹介, 例会欠席者に対する注意,ビジターおよびゲストの報告を行う。
ライオンズ情報委員会から国際協会に関する情報を入手して,会報に掲載する。
クラブのマーク入り道路標識を設置し,それを管理する。
会員に,紋章,記章などの使用を励行させる。また,会報,文書,印刷物,建築物などクラブに関係のあるすべてのものに, ライオンズ・マークおよびクラブ名を明示するよう留意する。
会報を毎号地区ガバナー,国際協会および報道機関に送付し,また,他クラブと交換する。
(j)接待委員会
地域への転入者およびその家族を歓迎し,商業,教育,レクリエーションなど地域社会のあらゆる面を紹介する。
ライオンズクラブの例会に招待する。
新会員の招請について会員委員会に協力する。
例会においてゲストおよびビジターを歓迎し,その接待に努める。
(k)指導力育成委員会
指導力育成プログラムを作成し,この分野においてクラブ会長を補佐する。
機会あるごとに,指導力の重要性について会員の認識を深めるよう努力する。
活用できる参考資料および人材を列記したリストを作成するとともに,最新の指導力育成関係資料や経営学を研究するのもよい。
各委員長のための指導力講習会を企画する。
地域社会におけるリーダー育成のため,特別ライオンズ・フォーラム(非ライオンズ会員である地域社会リーダーの集い)を企画する。
地区が指導力育成セミナーなどを企画,実施した場合には代表者を出席させる。

◎事業委員会
(a)青少年指導委員会
スピーカー・プログラムを設ける。教育プログラムを実施またはスポンサーする。論文,弁論,ポスター・コンテストをスポンサーする。
薬物およびアルコール乱用の危険性に関するビラなどを配る。薬物乱用防
止のために資金を集める。
報道記事,新聞広告などマスコミを利用する。両親のグループを作る。レオクラブなどを通じて青少年に奉仕の機会を提供する。
(b)糖尿病教育委員会
地域社会で必要としているものを知り,その必要を満たすにはどうすればよいかを研究する。
クラブ理事会に奉仕事業案を提出する。
クラブ理事会の指示に従い,承認された奉仕事業の運営上の責任を持つ。
同じようなゴールを持つ他の委員会に協力する。
(c)視力保護盲人福祉委員会
1.視力保護
(検診)医療専門家に相談のうえ,視力検査事業を行う。
(治療)専門医に眼鏡を処方してもらったり,手術や治療をしてもらう事業を企画する。
(アイバンク)アイバンクを支持する。研究のために資金を寄付したり献眼者を募集してアイバンク協会に属する地域の機関を援助する。 そのような機関がなければその設立をスポンサーする。
(眼科研究)眼科研究所や施設に対して各種援助を行う。
(弱視者へのサービス)眼鏡のレンズやフレームを提供する。特別教室編入を援助し,授業用器具を寄贈する。大きい活字を使った書物や新聞, TV型読書器などを学校や図書館に寄贈する。
(広報)地元の失明予防機関と協力して公衆教育計画を推進する。6月1日のヘレン・ケラー・デー,白い杖,盲導犬に関するPRを行う。
2.盲人福祉
(教育)テープ・レコーダーを寄贈する。印刷物を読む器具を寄付し,その使用方法の訓練を手配する。 書物の内容をテープに吹き込むボランティア学生を後援する。盲人学校の教師を志望する学生に奨学金を与える。
(読書サービス)点字図書を贈与する。盲人が点字を学ぶのを援助する。
(リハビリテーション)盲人用タイプライター,盲人用時計などを贈与する。リハビリテーション・センターでの訓練を援助する。
(日常生活の行動サービス)白い杖を贈与し,その使用訓棟を行う。盲人が盲導犬を取得し,行動訓練を受けられるよう援助する。 盲人を守るための交通法規の採択を推進する。
(雇用促進)盲人のための仕事場を作る。視力障害者の就職を助ける。
(社会福祉とレクリエーション奉仕)眼の手術の手配をし,治療費を援助する。弱視者を発見する。読書サービス,医療援助を行う。 盲人年金受給を援助する。盲人と健康暑が一体となって行う社会活動を援助する。盲人に レクリエーションの機会を与える。
(d)聴力保護言語障害者福祉委員会
 1.聴力保護
(検診)地域の医師会と相談し,個人または集団聴力検査を行う。追跡検査を行う。学校,病院などに聴力検査機を贈呈する。移動検診や治療装置の購入を援助する。
(医療とイア・バンク)専門家による適切な補聴器の選定や,手術をスポンサーする。イア・バンクに協力する。
(聴力研究)大学,病院などの研究を助ける。公衆に聴 力喪失防止の情報を掟供し,関心を高める。
(難聴者へのサービス)貸し出し用の補聴器を準備す る。専門家による診断,治療,補聴器の更新を行う。困 窮者に補聴器を掟供し,バッテリーの入れ換えをする。
(広報)騒音防止についての一般の関心を高める。聴力喪失防止に関する情報を提供し,関係映画,放送,文献の充実を図る。
 2.言語障害者福祉
(教育)言語障害者のための教師,専門家育成機関を援助する。難聴生徒のための奨学金を設け,職業紹介を行う。聴覚教育器具を寄贈する。難聴児の家庭に教育資金を援助する。
(視聴覚資材)言語障害者のために,学校,レクリエーション,家庭で使うビデオ・テープ,字幕入りの映画,拡声器などを提供する。
(リハビリテーション)発声法,読唇術,聴覚訓練,カウンセリングなどリハビリテーション活動を支援する。
(通訳)言語障害者のための通訳を提供し,またその存在を言語障害者に知らせる。
(雇用促進)言語障害者の就業を援助する。職業訓練所に言語障害者訓練課程を設ける。言語障害者の就業し得る職業について事業主を啓蒙する。
(社会対策)言語障害者のための総合的対策を立案する。
(e)環境保全委員会
 さまぎまな環境問題解決のための地域活動を支援し,さらには自らこれらの問題を調査して,クラブがその解決に率先して当たるよう奨励する。 人間と自然が生慶的調和のうちに共存できる状況を作り出し,維持していくことに努力する。
(f)レオクラブ・プログラム委員会
レオクラブの例会や理事会に会員が出席し、情報の提供や指導を行う。特に青少年育成に関しての知識と経験を有する会員は進んで出席し指導する。
レオクラブ未結成のクラブにおいてはレオクラブ結成の可能性について各方面と話し合い,積極的にスポンサーする。
(g)YEプログラム委員会
(青少年の派遣-スポンサー・クラブ側)
(1)クラブが青少年を外国に派遣しようとする場合,委員会は,教育機関,クラブ会員の推薦,青少年の直接の申込など,しかるべき方法によって青少年を募集し,選考のうえクラブに推薦する。
(2)対象となる青少年は16歳から21歳までで,男女の性別,会員の子供であるか否かには関係なく,健康で立派な人格を持った者を選ぶものとする。派遣期間は4~6週間が普通である。
(3)クラブが単独で交換を行う場合は,あらかじめ地区YE委員長と連絡のうえ相手国のクラブと交渉をする。クラブが地区または複合地区のグループ交換に参加する場合は,地区YE委員長と連絡を取る。
(4)十分な時間的余裕を持って相手クラブと交渉し,あらゆる面で完全な合意に達してから青少年を派遣する。
(5)相手クラブが決定するホスト家庭までの費用およびホスト家庭から帰国する費用は,青少年,青少年の両親またはスポンサー・クラブが,またはこれらが共同して負担するのが原則である。
(6)青少年には,生命,疾病,傷害などに対して十分な額の保険を掛ける必要がある。
(7)責任あるリーダーを任命しておかなければならない。
(青少年の受け入れ-ホスト・クラブ側)
(1)訪問してきた青少年に対し,それぞれ1~3のホスト家庭を準備するのが-般的である。しかし,クラブはすべてをホスト家庭に任せることなく, なるべく多くの会員にこの事業に関心を持たせ,また参加させる。
(2)ホスト家庭は青少年を家族の一員として扱う。青少年の滞在中の費用はホスト家庭および(または)ホスト・クラブが負担する。
(3)あらかじめ青少年の待遇,滞在中のリーダー,保険,急病または緊急の場合の手続きなどについて,青少年またはスポンサー・クラブと協議しておく。
(h)ライオネスクラブ・プログラム委員会
ライオネスクラブがスポンサー・ライオンズクラブの方針に従って運営されていることを確認する。
有益な資料,情報を提供し,ライオネスクラブがよりよい奉仕を実施していけるよう助力する。
(i)国際関係プログラム委員会
地区国際協調委員長に協力する。国際関係に興味を持つグループと協力する。外国のクラブと文通したり,会報や写真など相互理解を促進する資料を交換する。 学童に外国の学童と手紙や手芸品の交換をさせる。開発途上国の「経済自立援助計画」を進め,クラブからクラブヘの援助を行う。 クラブの計画委員会と協力して外国からの訪問者や交換学生などを会員宅に招く。
国際連合とライオンズクラブ国際協会との関係を十分認識し,10月24日の国際連合の日を祝福する。
(外国向け奨学金)この計画によって経済先進国のライオンズクラブ(支給クラブ)が開発途上国のライオンズクラブ(監督クラブ)を通じて その国の学生に奨学金を与えることができる。クラブ会員の子供は対象にならない。奨学金を受ける学生は自国で勉学を続ける。
受け入れクラブは授与クラブが設定した条件にかなう学生を選考,監督し,その人物を保証する責任がある。奨学金の金額は, できるだけ多数の学生に授与し得るように,一人当たりの金額を最小限にとどめるべきである。
(国際クラブ姉妹提携)クラブが外国のクラブと姉妹提携をすることを決定すると,まず地区国際協調委員長と連絡を取り,要すれば, 相手国の地区国際協調委員長に協力を依頼する。特定のクラブが決まると申込の手紙を出し,自分のクラブ,地域社会,会員の職種,アクティビティなどを紹介する。
提携が実現すると,バナー,会報,会員リストなどを交換して理解を深める。状況に応じ,共同してアクティビティを行う。