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活動報告

1月23日(木)一般公開経営者セミナー「働き方改革」

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1月23日(木)第128回例会の中で、一般公開セミナーとして外部講師による話題となっている「働き方改革」について開催を致しました。セミナー開催にあたり、クラブ会員様へは、所属会社関係者並びに、このセミナーに関心をもたれている方々へも呼掛けをし聴講をしてもらうことに致しました。クラブとしては、会員募集の一環として捉え「会員増強」に繋げたいと思います。

これからの先の職場作りとして「働き方改革」をどのように取組をしてば良いのか、非常に興味ある内容です。優れた人材の募集や育成、離職者を出さない仕組み作り等、多くの課題を抱えてます。差し迫った「働き方改革」とは、会社の成長戦略にとって欠かせない、重要な戦略であることは、間違いないようです。是非、この機会に整理整頓されて、如何でしょうか また、取組の成果と成功は、スピードだと思います。

 

講師:三井住友海上経営サボートセンター 特定社会保険労務士 横山 智之様

◇セミナー内容

今回のセミナーでは、企業を取り巻く法律改正に伴い、労働者保護に対するハードルが高くなります、雇い主は、雇用者に対して、労働条件の内容の明文化と説明をしなければなりません。この義務を怠ると結果的に大きな代償を払うことになります。雇用主と雇用者との契約と言う所謂欧米的な約束ごとになります。従来の日本的な曖昧な雇用形態では、ないと言うことです。このことを踏まえ、事例を紹介しなからセミナーは、進みました。ネガティな内容ではありましたが、雇い主側として今後起きうるトラブルを含めて事前に対応策を整理しておくことが急務の様です。ある意味では、「働き方改革」に伴う様々な経済的な波及効果も生まれて来ると予想されます。

 

*セミナー内容・・「働き方改革」実務対応セミナー

 

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【参考】中小企業のケースとして何をなすべきか?!

①「働き方改革」を推進し、結果として残業が少なくなり、同時に成果も維持できた場合は、その利益は、誰が享受するのか?

 

◇回答→本人への評価としてモチベーションアップの繋がる賃金へ適正な配分をする。また、福利厚生のレベルアップにも使用する等、雇用者の労働環境の改善に繋げる。

 

②「働き方改革」の成果を得られるために優先的にまず取組むものは?

 

◇回答→中小企業が取組む環境は厳しく、仕事を抱えても慢性的な人で不足となっており事業拡大は至難の業となっている。原因の一つでもある「離職率」の高さが、原因となっており、人の入れ替わりが多く「スキル」蓄積ができず、会社全体のレベルアップに繋がらない。まずは、「離職率」を下げるための課題を優先して取組む必要がある。仕事の質を上げることで生産性を高めることが、まず第一歩。

 

③「働き方改革」を取組む際、社員と共有化をするために必要な手法方法は?

 

◇回答→社長が一方的に改善策を提示する事では無く、社内で問題になっている原因を掴む為に 「社員が描く会社の未来のイメージ」→「現状認識」→「問題点」→「改善策」について会社として、組織やチーム全員で共有する為に書出し、絞込みをして全員で改善策を決め実践をして検証し、また改善し実践する「PDCA」を回すことが、第一歩かと思われる。

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