『日本モダンアート・瓦の風景」L.莟和弘の思い・・街を装う
現代の日本家屋の屋根瓦には、基本的に使用する土のによって3つのタイプに分かれます。またその土の特性によって機能も違っていますが、その土地の気候風土に大きく関係付けられます。例えば①三州瓦/・②石州瓦・③淡路瓦ではありますが、余りにも瓦の種類の多さと様々な活用方法と驚かされました。そして最も驚いたのは、この瓦にかける莟Lの情熱でした、1400年の伝統を後世に伝える努力と実践に敬服致しました。「日本って素晴らしい!!」
≪瓦と遊ぶ/極めびと≫☛2020.4.16「莟L 極めびと」
❖首里城屋根「瓦」再建を支援致します。
【住いのマンションの玄関には瓦の壁】
親しみ深い日本瓦ですが、近年は、様々に材料を用いたものも多く家屋の外観や佇まいによって使用されています。しかし今回は、Japonism再発見とテーマを決めていますので、最近の日本瓦事情について、当クラブ会員のL莟 和弘に話を聞くことになりました。
【冬のモズを描いた瓦壁】
求めるものは、Japonismを象徴するかのような「瓦」です。
【莟Lの自作の壁】
今では街並みと瓦とが一体になるには、あまりにも多種多様な家屋が、無作為に建てられ、全体の景観美を成し得てないことです。不連続な美的景観を可能にするのは、伝統的に日本家屋なのかもしれません。何故ならは、ここに生まれ育った風土から作られたものだからでしょう。また、永遠に同じ場所に存在するわけでもないのですが、現存する地域で景観を意識した街並み作りを保存しているところでは、世代を通じて継続してもらいたいと願うばかりです。美しい日本の景観を残して置きたいものです。
莟Lは、熊本市の殆どの古い町並みの再現に欠かない家屋の修復に携わり、景観の保護に努めているそうです。
また後進の指導にも力を注ぎ、瓦を通じて日本を継承することに邁進している日々と言うことでした。
≪瓦のパター≫
次回の夢追いびとは、海の藍にふるさと再発見を託すL.山﨑 茂を紹介致します。